「……時初じゃなくて俺…?」 「何か言った?」 「いや…。何でも無い。行くぞ満姫」 炎正が私の手を引いて走る。 あぁ… 炎正はいつの間に私の背を抜いたのだろう… 私の方が年上で、勉強も出来て、背も高かったのに… 今はほら…… こんなにも炎正の背中が広い。 どうか……… 私の大切なあなた達が、消えてしまわないように… 神様…… 何でもあげるから…… だから…… 奪わないで………