碧眼の天姫―刀の後継者



「もし、本当にアレ
の封印が壊れたら………」


今みたいに何気ない時間を過ごせなくなるのだろうか?


ささいな事にさえ、幸せだったと気づかされるのだろうか…


刀をふるうのが恐い。
戦いが恐い。


「生きて…いたい……」


まだ何も伝えられてない。この温かく、熱い想い…


秘め事にだけはしたくない。



「私は…どんな選択をするの?」


もし、未来へ行けたのなら、知りたい。


私は生きていますか?
あなたと寄り添っていますかと?


それから……


誰一人欠ける事無い、今と変わらず普遍であるか…



「どうか、私の弱い心をお許し下さい…。先代天姫達よ……」


生にすがる私を許して…



幸せになりたいと願った私を…



「どうか許して…」


私の願いは真空の宵闇へと消えていった。