碧眼の天姫―刀の後継者



『望みますか?』

『望ムノカ?』


二人の問いに俺は強く頷く。


「俺に力を下さい。美琴を守る力が欲しい!!」


今度こそ………
この手が美琴に届くように…


二度と失わない為に…


傍に寄り添って守れるように!!!!!


『しかと………』

『承ロウ』


―ピカアアアアアッ


二人の声が聞こえたとともに光がさらに強くなる。



『ありがとう…千年、あの子をどうか……』


静さん…………
俺が…守りますから…
約束…約束です…


『我ノ名ヲ呼ベ…千年』


ツチノカミ………


「ツチノカミ!!!!!」


力をくれた神の名を叫ぶ。その瞬間ー…



―リィィィン


鈴の音が聞こえたと同時に目の前に風が巻き起こる。


―リィィィン


「な…んだ……これ…」



光が消え、もとの現実へと戻った俺の手には、風を纏った刀が握られていた。