碧眼の天姫―刀の後継者



「紅の…瞳……。一体…その内に何を飼ってるの?」



水鬼の言葉にあたしは答えず刀を構える。


「…守る…守るんだ!!!」


―ダンッ


地を蹴り、水鬼へと斬りかかる。


「っ!!!!!」


―バシャ


水の壁が現れる。


―ザシュッ


その壁を叩き斬る。
紅い花びらが残酷に美しく舞う。


「兄様………」


―グサッ!!!!


血飛沫が上がり、血が体に飛び散る。


兄様と呟いた彼女にあたしの刀が突き刺さっていた。

「…強…すぎる…よ…美琴…ちゃん…」


虚ろな瞳で笑う水鬼はあたしの刀に手を添えた。