「迷いがあるから…。水鬼、あたしを殺したいなら本気で来て。でなきゃ……」 刀に着いた血を払い、刃先を水鬼へと向ける。 「あたしがあなたを殺してしまう」 水鬼は迷いを表にした瞳であたしの紅と碧の瞳を見つめた。 水鬼……… お願い迷わないで…… あたしを憎んで… でなきゃ…… 友達に刃を向けなければいけない苦痛に苛まれそうで… きっと刀を振るえなくなる。