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「………なんで…三上さ…が…こんなっ…事…」
体に鬼の触手が纏わり付いて身動きがとれない。
三上さんは何で鬼の事を…
「…何で?
ふふっ……あははははっ!!」
三上さんは心底可笑しそうに笑う。
なのに…………
何故か泣いていた。
「奪われたから…」
「え…?」
言葉の意味が分からず聞き返す。
「兄様を…兄様の命を奪ったから!!!美琴ちゃんは…氷鬼兄様を…あたしの唯一の家族を…奪った…」
氷鬼兄様って………
美琴を殺したあの鬼の事?
まさか…………
「三上さんは…鬼……?」
可能性を確かめる為に尋ねると三上さんは笑う。


