碧眼の天姫―刀の後継者



「でも……あの子が最も苦しむ方法で殺してやりたい」


―ゾワゾワゾワ


鳥肌が立った。
三上さんはゆっくりと俺に近づいてくる。


何かが…おかしい……


『…逃げて…………』


頭の中であの声が聞こえた。



後ずさる俺を三上は笑顔で見つめた。


「ふふっ…もう逃げられない。あなたはここへ足を踏み入れたのだから…」


三上の言葉を理解する事が出来なかった。



「…出て来て…あたしの可愛い子…」



三上が片手を上げた瞬間ー…



―バッ

「「グギャギャギャーッ!!」」



鬼の群れが目の前に現れた。何体いるのか分からない程の鬼が…。


「…嘘…でしょ……?」


目の前にうごめく化け物達を前に一歩も動けなくなっていた。