『あなたになら出来るわ…』 「!!!!?」 慌てて後ろを振り返る。 そこに人影は無い。 気のせい………? 最近こんな事が度々あった。本当に気のせいなのかもしれないけど、声が聞こえる。 鈴のように美しく、春の日だまりのように優しい声が… 誰かに守られているような… 何かを諭しているような… そんな不思議な感覚さえ感じるようになっていた。 こんな朝早い公園のど真ん中に人がいるはずが無い。 まだ6時くらいだろう。 まだ空は暗い。