「母様っ!!!!」 あたしは咄嗟に母様を突き飛ばす。そのせいで反応が遅れた。 ―ガシッ 「…ぐぁっ!!!?」 体を何かに捕まれる。 くそっ…離れない… ―バッシャーンッ!!! そのまま海の中へと突き落とされた。 ―ゴボゴボゴボ… 「…っ………」 どこまで行くのか… 体は鬼によって深く深く沈んで行く。 駄目だ…苦し…い…… あたし…このまま…… 『死ぬ気か……?』 天鬼の静かな声が頭の中で響き渡った。