「…アマ…ヒメ………」
千年を優しく床に横たわせる。それからキッと妖を睨みつける。
「…あたしの…一番大切なモノをお前は傷付けた…」
鬼と人…分かり合うには時が遅すぎた……
もう既に取り返しがつかない程互いに殺しすぎている。
「だとしたら………」
刀を鞘から抜き構える。
「……鬼を滅ぼし、人が怯えずに生きられる地を…」
例外は無くあたしも…
全てを終えた時、鬼としてこの命を終わらせる。
今ここに誓う………
「この命を賭けて………
鬼を滅ぼすと!!!」
―ザシュッ
距離を詰めて刀を振るう。
その度に紅い花びらが舞った。まるで…紅い桜の花びらのように…
それは残酷で鮮やかで…
美しかった…


