私の多少は大きさが増した膨らみに少し触れた後、和之は唇を離した。


「家に帰ってからにしましょうか?
続き。」


もう…和ったら…

サラっとそういうこと、言わないでって…///


だけど…和らしいな…


和からしっかり真相を聞くことができて、上機嫌な私。


部屋に帰るなり、抱っこされて、
寝室に連れ込まれる。


「和っ…私…今…汗の量ハンパじゃないの…
シャワーくらい浴びさせて!?」


「嫌だ。
どーせ汗かくんだし、いいじゃん?
それに、コレが終わったら一緒にシャワー浴びるんですから、いいんです。」


そう言われた。


一緒に…シャワー浴びるの!?


戸惑っている中、ベッドに押し倒されて、和の思うがままに動いた。


「ハアッ…
ゆづ……大丈夫?」


「うん。
今日、目眩で倒れたついでに検診してもらったんだけど、異常なしだった。」


「ホントに?
来週…ウィーンでコンサートあるんだけど…
僕も出るから…来る?」


「うん!!
もちろん!!
ンアッ…///」


「これでもかなり優しく…してるんですよっ…///」


そうやっていつも、私の体調を気にかけてくれる和が大好き。


「和っ…すきっ…///」


「僕も…ですよっ…」


和より私のほうが、一瞬早く果てた。



私…来週…また和之のサプライズがあるなんて…知らなかったんだ。


三ノ宮 悠月side〈終〉


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