うわぁ…

可愛いっ!!///


何で、この人はこんなにネコみみが似合うんだろ…


絶対、和の前世は子犬だと思う!!

うん。

って…今和に言いたいのはそんなことじゃなくて…


私…洗濯物なんて干した覚えもないんだけど…


急いで隣の部屋へ。


昨日まで洗濯機の中に放り込んであった洗濯物が、しっかり干してあったのだ。
しかも、ご丁寧に下着類まで。


「和っ…!
自分のものは自分で干すから良かったのに…
それにホラ、あんまり、そういうことされると恥ずかしいしっ…///」


「相変わらず恥ずかしがり屋さんですね、悠月は。
もうゆづの下着姿、何回も見てるんですよ?
いいじゃないですか。」


「それに…今、家事なんて出来る身体じゃないんですから、安心して僕に頼って下さい?」


優しく私を抱き寄せてくる和。


「ありがとっ…///」


「そのパーカー…和が着ると可愛いよね…」


「確かでも…社員旅行のとき、ゆづも同じようなパーカー、着てましたよね?」

言われてみれば、着ていた気がする。


ま、いっか。


「和…和は名前、何がいい?」


「そうですね…
僕、悠月の"悠"の字、気に入っているんですよ?」


「ホントに!?
この字は男の子でも女の子でも使えるね。」


「幸せですね、悠月。」


少しだけ膨らんでいる私のお腹を優しく撫でながら、和が言う。


「うん。
すっごい幸せ。」


幸せすぎるよっ…