只、あたしは訳が分からなかった。
あたしにとって、圭だけだったから。
唯一の存在で、誰かの代わりじゃなくて、代わりなんて存在しなくて
居るのが当たり前で、居ないのが不自然で、
圭にとっても、あたしはそう言う存在だと信じていた。
なのに、あんな表情されて、
意味が、解らなくって、
胸が締め付けられて切なくって、
頭の中が真っ白になって、
グルグル、あたしの頭の中では
圭の表情と、あんな態度の理由が
何時までも何時までも
渦巻いているのでした。
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