俺と君の物語

「はぁ?なんであんたに起こされなくちゃならないのよ。てか、あんた誰?不法侵入?泥棒なの?警察呼ぶよ?」

一気にまくし立てられる。

寝ぼけているのか、どうやらここを自分の部屋だと思っているらしい。

なんてやつだ。

段々と腹が立ってきた。

しかし、ぐっと堪えて冷静になる。

「はぁ、ここは俺の家だよ。よく周りを見てみろ」

「はぁ?……って、あれ?」

怪訝そうな顔をした女の子だが、いつもと違うと気付いたのかきょとんとしている。

「朝起きたら見たこともないお前が寝てたから話を聞こうと思って起こそうとしたんだよ」

話がややこしくなりそうなので隣で寝ていた、というのは黙っておく。