「村上先生。私は、西野くんとの約束を破る気はありません。」
「…そうですか。もう勝手にしてください。あとで泣き付かれても困りますからね。」
「わかってます。迷惑はかけませんので。では、失礼します。」
これ以上この場に居たくなくて、廊下に逃げるあたし。
西野ツバサも大人しくそれに続いた。
「さて、…どーゆうコトかな?」
「何のこと?」
コイツ、白々しい!
「あたし、約束なんて、聞いてないんですけど?」
「あれー、おかしいなぁ。言ったと思ったんだけど。」
絶賛棒読み中かコラ。
「ま、村上先生に言っちゃったし、やるけどさぁ?」
あそこまで啖呵切っといて知らなーいってワケにもいかんでしょう。
「え、本当に?」
「あんたが言ったんでしょ?何、あたしに嘘吐かせたいワケ??」
「や、違うから!わかった、やる。」

