まだ何か言いたげにモゴモゴしている凌ちゃんさん。
何が腑に落ちないんだか…
「あ、そんなに疑って欲しいんですか?秋穂さん?とのこと。」
「違う!そうじゃなくて…」
「ほら、もう行きますよ?スーツ脱いでちゃんと掛けてから来てくださいね。」
なんともハッキリしないので、今は放置してあとで落ち着いたらちゃんと聞いてあげよう。
お客さんもきっとお腹を空かせてまっているはずだ。
「センセー彼氏さんといちゃいちゃしてたんでしょー」
「君たちがいるのにするわけないでしょーが。」
「じゃあオレらがいなかったらラブラブするわけねー。あ、ならさっさと帰った方がいい?」
「ひぐち君、どうせ帰る気ないんだからそんなこと言わないの。」
あははー と笑うひぐち君に、合わせて笑う西野くん。会長くんは控えめな微笑み。
全く笑えてないのが武藤くんと武藤さん。
……あっちでバタバタしてて完全に忘れてたわ。
「あー、武藤さん?大丈夫ですか?」

