「希美は難しいこと考えないでヘラヘラ笑ってただそいつらの話聞いてやれ。

全く、そいつらもゼータクなんだよ。
希美が先生ってだけで幸せもんなのに、関わんななんて甘えやがって。ガキが粋がってんじゃねぇっつーの。」



なんで急に口が悪くなったのかはわからないが、あたしはヘラヘラ笑ってればいいらしい。


…本当にそれでいいのか?


「心配すんな。希美は希美のままがんばれ。」



やっぱり凌ちゃんさんはすごいよ。

あたしが欲しい言葉をそのままにくれるんだ。

凌ちゃんさんのおかげでまた明日からがんばろうって気になれる。



「返り討ちにあったら凌ちゃんさんがしっかり骨拾ってよね!」


「任しとけ。欠片も残さず拾ってやるよ。」



決めた!明日は奴らと決戦の日だ!