「どーせ今回もおバカな生徒のことで素直にアタマひねらせてんだろ？」
「お察しの通りでございます。」
「全く、何言ったの？それとも何言われたの？気になること全部言ってご覧。」
なんで凌ちゃんさんはこんなにあたしのことがわかるんだろう。
心読まれてるとしか考えられないよ。
「あたしの大好きな生徒同士が仲良くなくて、なんか理由があるとしか考えられないんだけど、…拒絶されて、関わらないでほしいって、言われちゃったんだなぁ…」
ううっ 思い出しただけで頭がぐるぐるするよう…
「もしかしてまたあいつら？あのチャラい感じの2人組。」
「その片割れと生徒会長。」
あいつら、なんであそこまで仲悪くなっちゃったんだろう。
こないだは普通に話してたのに。
むしろ仲良さげだったのに。
