「し、死なないし、殺さない!!凌ちゃんサン、要を離してください!」


「……。てめぇ人ん家で何してやがる。」



あたしの話は完全にスルーだ。


こんな状況に置かれてまでシカトされるとは思わなかった。




「別に、希美がベロンベロンに酔ったんで連れてきただけですよ?友達として、当然の配慮じゃないですか?」




ごもっともだね!!

なんかごめんねあたしがお世話になっちゃって!!

ホントやつにはちゃんと言い聞かせておくから!!



「ならさっさと帰りやがれ。居座るな。目障りだキエロ。」






ぷっつん




「……凌斗。今の、本気で言ってる?」