恋百物語


俺は陸上が好きだった。

ハイジャンの成績も結構よくて。

県の大会でなら何度も入賞した。






けど今は…。






「痛…っ」






テツと俺。

開いたこの距離はそのまま俺たちふたりの距離だ。






心の強さのちがい。

ハイジャンへの情熱のちがい。






ひざが痛むなんて、そんなわけないのに。