藍色砂時計









「虐められてなんか、
 ないですよ…」


  フルフルと頭を振ると、
  そーお?と言って立ち上がり、
  私の頭に手を置いた。


「辛いことあったらな、
 一人で泣いたらアカンで?

 俺らやからよかったものを、
 泣き顔にそそる変態なんて、
 いっぱいおるんやで?」


  クスクスと笑って、
  頭を撫でてくれる。


  ――不覚にも、きゅん。