「波菜、これからが勝負よ。購買開店まであと3分、陸部だったあなたなら余裕で花街特製!みるみる苺ミルクを買ってこ「つまり、世間でいうパシリってヤツですね」 杏奈は相変わらず 顔が笑っていた 「仕方ない、波菜様が買ってきてしんぜよう」 「ははぁ、波菜様ー」 この野郎 棒読みで言いやがった 渋々購買に向かうと 既に人の列 『これ、無理でしょ…』 意気消沈 もはややる気すら出ない 正直に杏奈に言えば あいつも許してくれるだろう "並ぶ気力がなかった" ってさ あ、ダメか。