Poison・Crusher!!



そこには

不敵な笑みを溢す
岡田君がいる


「疲れるんだよね、いじめられっ子のフ・リ」

「フ・リ…」

「あぁ、だって、ヤクザの頭がクラスにいたら目立ってしょうがないだろ?それに…」

「それに…?」


「あの、黒川










ホントの俺でいたら









殺すかもしれねぇしな」




ゾクッと背筋を凍らせた



彼の目は


本気だ…



「…ま、殺人でムショに入れられるなんて、ごめんだけどな」



コイツ



ホントに高校生かよ…←



「だから、あんたも黙ってなよ。俺たちだけの…」




腕を岡田君の方に引かれ
耳元でこう囁かれた







「秘密なんだからさ?」





フニャンと骨を抜かれたかのように


私は


ノックアウト。