「あ、あの…由葵ちゃん?」 杏奈が冷静を保ちながら問い掛ける が、 やっぱり顔はひきつってる 「ま、漫画好き、なんだー…」 私は、泣き出しそうな由葵ちゃんにかける言葉がなかった 「………」 コクンと頷いた由葵ちゃん 俯きながら目を伏せていた そのとき 「いーんじゃねーの?」 「「「え?」」」 小田君の突然の発言に 3人で声を揃えた