「それがあなたの願い?」


ミミは力強く頷いた。



「分かった。あなたの姿を変えて、彼と話せるようにしてあげる」


ウェンディはミミの肩に手を置き、ゆっくりと呪文を唱える。


その間、ミミは瞳を閉じていた。



次に目を開けた時にはきっと、



ミミは夢の中――…