「時神ウタです!!死者の申請に参りました」



すると、目の前の巨大な扉が開いて、中にはいるといかにもって感じの、白くてながーい髭を蓄えた巨大なおじいさんがいた



そして、神様の神様はこっちをむいた


『私は神の中の神、聖神だ。お主はどこからきた』



「この世です!!」



私が元気よく答えると、神聖様は少しポカンとした


それから


『プッ……がはははははははははひひひー』



と腹を抱えて笑いだした


私は変なことをいってしまったのだろうか



すると、聖神様は涙を吹きながらこっちをむいた


『そんなのしってるしっ…プッ……君、面白いね』


すると、聖神様は私を手のひらに乗っけた


『面白い子は大好きだよ♪それにしても、君は地上で沢山愛されていたんだね』

「え?」


私が首をかしげるど、聖神様は少し吹き出しながら話した



『プッ……この城まで、地上から、君を思う気持ちが伝わってくるんだよね〜』


そして、聖神様は優しく笑った


『君は地上で沢山の人を、その命を削ってたすけた…だから、神様的には、君にご褒美をあげなきゃならない』


「ご褒美?」



すると、聖神様は頷いた


『だから、そのご褒美として、君を地上に帰す事にした』


「えぇっ!!」



私が驚いて変な声をだすと、また聖神様は吹き出した

聖神様はすぐ笑うな……


そして、最後に


『君の心は美しく優しい……その心を失わない限り、君は愛され続けるよ……自分の愛しい人を大切にするんだよ♪』



と言い残し、聖神様が消えたかと思うと、視界がぐにゃりとまがった