「今日の巡察でよぉ…平助のやつ、浪士に絡まれた娘助けて、その娘にすげぇ言い寄られてたんだぜ?」


それを聞いたちぃは……






「それ、本当ですか!?平助君怪我とかはないですか!?」


と佐之さんに必死でといかける


ちぃ、そんなに俺の事を……



じゃなくて


「怪我はねぇけど」

佐之さんが言うと、ちぃはほっとしたように微笑んだ

「よかったぁ……平助君怪我があったらって、私心配で……私は平助君が元気でいてくれるだけでいいんです」



な、なんて可愛いんだ……


ちぃ、ヤバイな……

俺は思わずその場からちぃの所に飛び出した