いつもの私だったら遠回りして 帰っただろう。 今の私もそうしたいけど早く 帰んないとお母さんに怒られるから ここの道を通ることにした。 真ん中で道をふさいでいる。 なるべく目を合わせないように 道のわきを歩く。 結構若い人なんだな… しかも結構みんなイケメン!? って…そんなことはどうだっていい。 早く行こう。 その時だ。 ―――ガッ…ドカッ 突然目の前が真っ暗になった…