「そうだ、千尋」
「ん?」
一応聞いておこう
あたしが自惚れてるだけかもしれないし
「今年の誕生日なにほしい?」
「……」
え…なんで黙るの?
「…別に。なんでもいいよ」
驚いた。まさか千尋が
あたしがほしいって言わないなんて…
やっぱ自惚れてたんだな
だいたい千尋はあたしを手に入れたんだから
ほしいなんて言うわけないじゃんね?
少しだけホッとした
「なんでもいいが1番困るんだよなぁ」
「じゃあいらない」
「えー!それはそれで」
お金はかからないけど
「なんかいやだ」
「いいって!俺はお前と過ごせたらそれでいいから」
なんだい!それ!

