ジリリリリッー!!!

目覚ましのうるさい音が
部屋に鳴り響く

それと同時に部屋のドアが開いた

「おいコラ起きろー」

カチ…

「起きてる」

あたしはムクッと起き上がってそう言った

「お、おお…そうか」

「き、着替えるから外出てて」

「は?」

千尋が驚くのも無理はない

前のあたしなら千尋がいても
気にせず着替えてたもん

「いいから早く!」

「あ、ちょっ」

バタン!

暴れる千尋を押して外に出した

最近のあたしは…



変だ