初恋キッス






「はぁ…」

女の子が去ってため息つく

「千尋、素直に言うね」

「っ!!坂本…」

声のした方を見ると
ジュースの缶を持った坂本がいた

あ、ここ保健室前だ…

「俺はいつも『ごめん。誰とも付き合う気ないから』って言うかな」

嘘付け…

「唯が好きだったくせに」

「だったじゃないよ?今もまだ好きだし。いつ千尋から取るかわかんないよ?」

「……負け犬の遠吠えだな」

「フフッそうかもね」

ガラガラッと保健室のドアを開けて言う

「久々にちょっと話さない?」