初恋キッス






「唯」

「……」

1限目が終わって
休み時間に入っても
まだ怒ってる様子の唯

完全に無視されるし…

別に彼女にキスしてほしいって思うの
おかしくないだろ…?

「永瀬ー隣のクラスの女子が呼んでる」

唯が声に反応してこっちをみる

けどすぐに反らされた

イラッ

「今いく」

俺は多少イラッとしながらも
呼ばれたとこに向かった

「あ、あの!永瀬君!」

「はい」

どうせ告白だろ…

「あたし永瀬君が…す、好きです…!」

そんな言葉は
唯から聞けたら十分だ

「ごめん。彼女いるから」

「そうだよね…でもなんで村上さんなの?いつも永瀬君に暴言言ったりしてるし…」

「そんなのわかんねぇ…けど俺はあいつが好きだから」

「……」

女の子は涙を浮かべる

「ごめんな…」