いつからこんなに
愛しくなったのかわからない

気づけばこいつが好きで
触れたくて…

それを俺はずっと我慢してきた

「スー…スー…」

「はぁ…」

でももうそれも終わった

こいつはもう俺のもの

口元を緩ませながら言う

「おい、起きろ」

「スー…スー…」

俺は目覚まし時計を止める

「5秒以内に起きないとキスするから」

やべっ…

ニヤけが止まらん…

「5…」

「4、3…」

そこまでいって
こいつがピクッと動いた

やっぱり寝たふりか…

でももう遅い