「こっち向けよ」

「嫌だっ」

今のあたし…真っ赤だもん

「しゃーねぇな…」

ぐいっ

顎に手を添えられ
無理矢理上を向かされた

「なにす…んっ…!?」

唇に感じる柔らかい感触

目の前には目を閉じた千尋

「ぇ…あ…え?」

「初キス、どう?」

「どうって……/////」

恥ずかしぃ………

「ち、調子にのんな!!」

バシッ

「いて!お前ムードもクソもねぇのな!」

「うるさい!!!」