初恋キッス







「あっ…ちひ…ろ……」

「唯ちゃん?」

追いかけなきゃ…

もう遅いかもしれない
けど…
千尋は伝えてくれた

「先輩、ごめんなさいっ!あたし千尋が…「うん。わかってたよ」

「え…?」

「俺、唯ちゃんのことずっとみてたから知ってた。唯ちゃんが千尋を好きなこと…」

そうだったんだ…
先輩からみても
あたしは千尋が好きだったんだ

「ほら早く行ってやってよ、“晴れて両想い”なんだし」

「…はいっ」

あたしはドアの前まできて
立ち止まった

「先輩」

嬉しかったのは変わりない

ただあたしの先輩への気持ちが

「好きになってくれてありがとうっ!」

“憧れ”だったんだ…

そういってあたしは
千尋を追いかけた