初恋キッス






「ねぇ唯。千尋君と喧嘩でもしたぁ?」

「うっ…」

「やっぱり」

ミキとお昼なう

あいつ一度も
目合わせてくれなかった!!

「昨日唯はなんで休んでるの?って聞いたら知らねって言われたも〜ん」

「えっ」

なによ、なによ、なによ

千尋のくせに…

「千尋君、今日誕生日でしょ?仲直……唯!?」

「……うぅ…」

千尋がいなくなることが
こんなに辛いなんて
今更ながら思い知ってしまった

そんなあたしの目から
次から次へと涙がこぼれてく

人前で、いや千尋の前以外で
泣いたことのないあたしに
ミキは戸惑っていた