あたしの名前は村上唯
17才の高校二年生です
「っ…!!お、おい!俺の前で着替えんなって何回言えば…!」
「あ…まだ居たの」
パジャマを脱いで
制服を手に取りながら
下着姿のまま振り返ると
千尋が真っ赤に突っ立ってた
「………あの、嫌なら見てないで出れば?」
そんなに見られると
幼なじみのあたしも
さすがに恥ずかしいんですが…
その言葉をやっと理解したのか
千尋はハッとして
「あ、当たり前だっ!!」
そう叫んで部屋から出ていった
「訳分からないんですけど」
小さくつぶやいて
ササッと制服に着替えて用意した

