だから変なものあげるようになった
少しでも千尋の笑った顔がみたくて
はぁ…千尋が本当にほしいもの
もらって嬉しいものってなんなの〜!!
幼なじみなのに
わかってないあたしってどうなの〜!!
あ…
『唯をあげちゃえばいいんだよん♪』
ふとミキの言葉を思い出した
そういや千尋も毎年いってくるよなぁ…
だ、だからって
あたしはあげられないしっ!
てかあたしはもので喜ばせたいの!
「はぁ…」
なんでこんなこと考えてんだろ
「唯ちゃん」
「はぃ?」
いろいろ考えてると
先輩が少しむっとしていった
「俺といるときは俺のことだけ考えて?」

