初恋キッス








「「「ごちそうさまー」」」

「さっ早く帰りな」

「ちぇっ…冷てーな」

お皿を片付け
千尋を玄関に追いやった

「冷たくて結構!あんたも一応男なんだから夜に女の家にくるな!非常識!」

「おっ!そうそう、俺は“男”なんだからな!忘れんなよ?」

ニヤリと嫌な笑みを浮かべた千尋は
意味ありげに“男”を強調した

いやいやいや…
言われなくても見た目男じゃん!

忘れるわけないんですけど!

「どういう意味?」

「んーいつか教えてやるよ」

「なによ!それ」

今教えてよね!

「じゃ、俺帰るわ」

千尋が前を向いて
ドアに手をかけた

かと思えばまた振り向いた

「誕生日。すげえ楽しみにしてる」

「ぇ!?」

それだけいって
千尋は家に帰ってった

く、くそー!
言いたいことだけ言いやがって!

どうしよー!!
今更ながらクッキーつくんの
やめたくなってきた!!