「うまぁ♪最高♪」 「………」 トリプルのアイスを わざと見せつけて頬張る千尋 た、食べたい… でもあいにく今月は金欠だ… 千尋の分しか買えなかった だからジーッと千尋を見つめて必死で訴える 一口よこせ、と… それに明らか気づいてるのに 千尋は気づかないふり イラッ… 「一口くらい頂戴よ!!」 「はぁ?これは“口止め料”だろ」 「ゔ…」 もっともなことを言われ言い返せない… とうとうあたしは諦め黙り込んだ