あたしはモデル。②(修正版)




私と似てる。


学校で地味だったころ。



理解なんてされなくていい。


勝手に悪口を言っていればいい。


そう思って、一線を置いていた私。




仲良くなろうと努力もせず、自分の殻に閉じこもっていた。



私の意志で。






…でも、拓夢は違う。



「拓夢は、逃げたわけじゃない。」



『…なんでそう思う?』




悲しそうな、拓夢の声に



涙が出そうになった。