あたしはモデル。②(修正版)





『はよ、みんな。』


でも、そんな一番俺の心をえぐったのは、ダチからの声。





『拓夢君さ~


芸能人だかモデルだか知らねぇけど、ちょっと調子に乗りすぎなんじゃねーのぉ?』




『正直もう俺らのことどうでもいいんだろ?
てかバカにしてんじゃね?いいよなぁ、芸能人は!』

 


…は?


『お前ら…何言って…』



その言葉は、まるで針のように俺に突き刺さった。








なんだよ


ちょっと前まで




『芸能人!?すっげぇ!』


『俺応援してっからな!』



そう、笑顔で言ってくれてたじゃねぇかよ…!