『はよ、みんな。』 でも、そんな一番俺の心をえぐったのは、ダチからの声。 『拓夢君さ~ 芸能人だかモデルだか知らねぇけど、ちょっと調子に乗りすぎなんじゃねーのぉ?』 『正直もう俺らのことどうでもいいんだろ? てかバカにしてんじゃね?いいよなぁ、芸能人は!』 …は? 『お前ら…何言って…』 その言葉は、まるで針のように俺に突き刺さった。 なんだよ ちょっと前まで 『芸能人!?すっげぇ!』 『俺応援してっからな!』 そう、笑顔で言ってくれてたじゃねぇかよ…!