近すぎて、遠すぎて。



朝が来た。
学校行きたくないよ。
今日返事返すのかな。




「おはよ。」



夢が迎えに来てくれた。



「おはよ。………ゆめぇーっ」



夢にあたしは泣きついた。



「うわっ…なによ!」



「昨日…………」



あたしは全てを話した。



「あんたは渡したの?」



「渡したって言ったじゃん…。」



「ばかか。渡さなくていいじゃん。」



ばかって…!



「だって…伊保さんが…伊保さんの勇気、無駄にしたくなかった…」



「でも、心は?」



「あたしはもういいの。幼なじみって近い存在だから、仕方ないことだと思う。」



「…心が決めることだからなにも言わない。だけど、自分には正直になりなよ。」



「…ありがとう。」