「…そうかもな」



「うん、そうだ…ひゃっ」



翔流くんは、いきなりあたしの鎖骨に指を滑らせる。



「ネックレス、つけてねーし」



…ネックレス?



「本当に忘れたのか、はーちゃん…」



ドックン



“はーちゃん”?



な…なに?
この既視感みたいな。