「玲!あたし、彼氏なんていないっ」 “今”っていうか…“今まで”できたことないし! 「じゃあこのキスマークは何よぉ?」 「こ、これは「僕が付けたんですよ」 あたしの声を遮って聞こえた言葉。 この声は… 「翔流くん!」 振り向けば家にいるときとは違って、可愛さムンムンのニッコリ笑顔をした翔流くんの姿。