「あー、笑える…ってあれ?それ何?」



玲が笑いをやめて(やっと)あたしを指差す。



「何が?」



「ん」



玲が鏡を渡してきたので、素直に受けとる。



「華ってもしかしてさ…」



「もー!だからな…に…」



鏡を見て、あたしは体が固まった。