近くで見れば見るほどその顔は美少年。 …近くで…… 「ち、近…」 ジッと見すぎて気づかなかった。 翔流くんの顔はいつの間にか鼻が触れるぐらい近くにあった。 こ、これは… キ、キスされるー!! あたしは反射的に、ギュッと目を瞑った。