「今日、一緒に帰りませんか?」 翔流くんの言葉にあたしは驚いた。 「か、帰り?」 「ダメ…ですか?」 キュンッ その上目使い…やめてください!! 「いやいや!いいよっ」 「じゃあ…放課後、向かいに来ます」 あたしがコクンと頷いたのを確認すると、翔流くんはその場を去って行った。