「遅刻した原因!」 「…さすがだね、玲」 そう、親友なんて言葉だけじゃない。 あたしと玲は親友って語れる程に、お互いに分かり合っている。 「実はさ…」 「「キャーーーー!!」」 あたしが話し始めようとした時、廊下から女子達の悲鳴。 「なにぃ?」 玲の言葉にあたしも同意だ。