「ちょ、急すぎるよ!!」 自然とあたしはそう叫んでいた。 自分でも少し驚く。 すると翔流くんは、くるりと回ってまたあたしの方へズンズンと歩いてきた。 ベッドの前で止まる翔流くんをあたしは見上げる。 「華、俺のことすき?」 「あ…っと、」 そうやって聞かれるのも予想外だし! 「すき?」 「えっと…」 「すき?」 …………。